2009年06月21日
ψ 畑から埋蔵金?!
1ヶ月前のGW。
荒れ放題で気になっていた畑(庭の片隅のちっぼけな菜園ですが)を耕していたら、な、なんと埋蔵金が出てきました。
ウワッ!
残念ながらざくざくというわけではなく、たった一枚でしたが。
だけど、ここから歴史を遡り、古代中国まで想いをはせるロマンティックな旅ができました。
とブログには書いておこう(^^;
鍬で欠いてしまった古銭は、どうせお宝鑑定団に出品しても高価な値打ちもなさそうだから、きれいに洗って緑青を落とし、なんとか文字を解読してみました。
残された3文字を判別するには、先ず文字の向きの特定が重要。
なんとなく○○通宝の「寶」の字を推定できた。
よし、あとは元号の2文字を推定すればいいだけ…。
ところが、これがまったくわからず、結局古銭(渡来銭)の関連HPと照合してじっくり調べてみた。
同じ元号でも篆書や真書など書体も多様でかなり種類が多いため、探し出すのはかなり苦労しました。
そして、ようやく一致するものを見つけ出した。「熈寧元寶」
おぉ感動!
これは北宋時代の中国で鋳造されたもので、その頃の日本は平安時代。
この銭貨は多分平安末期の十二世紀後半から、室町時代に大量に中国から輸入されて流通されたものの1枚であろう。
日本で貨幣が本格的に鋳造され普及しはじめたのが、江戸時代みたいだから、少なくとも その頃まではつくばでこの「熈寧元寶」が利用されていたのかも知れない。
いったい誰が何の売買に使っていたのだろう?
GWは新型インフルエンザが心配だから海外旅行に行かなかったけど(←ウソ)
畑から出土した一枚の古銭から、外国の文化や歴史を十分に堪能できたので十分満足です。
(↑ウソウソ、本音は行きたいです)
荒れ放題で気になっていた畑(庭の片隅のちっぼけな菜園ですが)を耕していたら、な、なんと埋蔵金が出てきました。
ウワッ!
残念ながらざくざくというわけではなく、たった一枚でしたが。
だけど、ここから歴史を遡り、古代中国まで想いをはせるロマンティックな旅ができました。
とブログには書いておこう(^^;
鍬で欠いてしまった古銭は、どうせお宝鑑定団に出品しても高価な値打ちもなさそうだから、きれいに洗って緑青を落とし、なんとか文字を解読してみました。
残された3文字を判別するには、先ず文字の向きの特定が重要。
なんとなく○○通宝の「寶」の字を推定できた。
よし、あとは元号の2文字を推定すればいいだけ…。
ところが、これがまったくわからず、結局古銭(渡来銭)の関連HPと照合してじっくり調べてみた。
同じ元号でも篆書や真書など書体も多様でかなり種類が多いため、探し出すのはかなり苦労しました。
そして、ようやく一致するものを見つけ出した。「熈寧元寶」
おぉ感動!
これは北宋時代の中国で鋳造されたもので、その頃の日本は平安時代。
この銭貨は多分平安末期の十二世紀後半から、室町時代に大量に中国から輸入されて流通されたものの1枚であろう。
日本で貨幣が本格的に鋳造され普及しはじめたのが、江戸時代みたいだから、少なくとも その頃まではつくばでこの「熈寧元寶」が利用されていたのかも知れない。
いったい誰が何の売買に使っていたのだろう?
GWは新型インフルエンザが心配だから海外旅行に行かなかったけど(←ウソ)
畑から出土した一枚の古銭から、外国の文化や歴史を十分に堪能できたので十分満足です。
(↑ウソウソ、本音は行きたいです)
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。